為替の今を斬る

為替への介入のギモン

政府・日銀による為替への介入でギモンに思うことがありますね。介入の具体的な金額ってわかるものなんでしょうか?結論から言うと答えはYESです。
昔は「投機筋に情報開示できない」という理由で介入の規模は公表されていなかったんですが、現在では財務省から為替への介入に関するデータが公表されることになっています。
ただし、介入額については月に一度、介入の詳細については3ヶ月に一度しか公表されませんので、そのタイミングを待たなければなりません。

では、最新の動向はわからないままなのか。そうでもありません。なぜなら、日銀の当座預金の増減をウォッチすることである程度は察しがつくからです。
具体的には財政等要因の部分に着目するのです。

為替と金融市場について意見交換

財務省の財務官と日銀の理事が本日の午前中に会談を行い、為替および金融市場の現況について意見交換を行いました。
これは日銀側の関係者が明らかにしたものです。政府・日銀ともに、為替の史上にて目下のところ続く史上最高レベルの円高の状況を注視していて、今後のアクションに備えてお互いの状況分析を共有した模様だということです。
議論はそこまでに留まり、金融政策についての具体的な中身は議論されなかったようです。このニュースが報道されると、マーケットはわずかばかりの反応を見せましたが、金融政策についての具体的な中身が出てこなかったためでしょうか、その後すぐに戻る展開となりました。

両者の会談は昨年も8月に日銀内で行われていました。

為替が生み出す差益と差損

当たり前といえば当たり前ですが、為替は差益を生み出し、また差損をも生み出すのですよね。円高の流れのなかで外貨預金を始めた方は多かったと思います。
もちろん、その方々は差益を狙って、外貨預金に乗り出したわけです。満期時に円安の傾向が戻って思惑どおり差益が得られればいいのですが、逆に円高が進んでいれば差損を生み出してしまいます。
そのあたりの悲喜こもごもはあると思います。それを一歩進んで考えればFXのほうに進出する手もあります。

ご存知のとおり、レバレッジがありますから、証拠金よりも多くのお金を動かすことも可能です。
もちろん、そこにも為替が生み出す差益と差損の悲喜こもごもは起こり得るでしょう。それを理解したうえで投資に是非臨んでみてください。